とうとう迎えてしまいました…
「十二夜」大阪大千秋楽…
この作品は本当に大好きな作品になり、この大楽にして、私は10回目の観劇になります。
本当に終わってしまったのだと思うと、本当に寂しい…
そしてこの怒濤の「十二夜」レポも終わってしまうのか…と。本当に寂しいです…
今でも、唯一映像として残っているダイジェスト映像を流しながら、ひたすらここに言葉をつづっています。
さて、今回は大楽ということであまり詳しくレポするつもりはなく、観劇に集中すること大切にしたので、軽く覚えていること、印象に残ったことを、ここに残したいと思います。
まず、アンドルーの見所集からw
恋の歌のあとのアンドルーとフェステの仲良さげな仕草。
やっぱり今日が一番絡みが多かったw
グーをぶつけあった後に、お互いに腕をすりすりしたりタッチしたり…そしていつもよりアンドルーのタッチが最後に一回多かった…そして、その時にはアンドルー、鼻水が三階席からでも見えるくらい、すごい泣いてました…
「ほんと…ぐっとくる」
の台詞はもう完全に鼻声で、鼻水をすする音がしっかり聞こえてきて…もうそこで私も涙が…
あとは、今回はトービーがなんだかアンドルーにたいして優しい印象を受けました。一幕の最初のシーン。
登場したアンドルーに、トービーはいろいろなことをいいますよね?
「アプローチ、アンドルー、アプローチだよ」
「違う、違う、アプローチってのはだね、相手に近づけ、乗り込め、口説け、襲えってことだよ」
と言っていた気がするんです。普段はここは、「だよ」と言わず、「~だ」という語尾だったと思うのですが、今日は言い聞かせるように、普段よりも優しい感じがしました。アンドルーびいきの私的には、昨日のちょっとしたエピソードもあり、そのトービーの小さな変化にとても感動を覚えていましたwww
そして昨日のソワレから始まったほっぺに指を当てて、笑顔笑顔とやる仕草、楽でもやってくれました!
マルヴォーリオが罠にはまった後、笑顔を無理矢理作って去っていったマルヴォーリオの様子をほっぺに指を当てて、まわりのみんなに話している騎士殿…可愛すぎるw
今日はトービーさえもそのシーンをみて爆笑していたような…www
そして、アンドルー以外のキャラに関する感想としては、
トービー、一カ所トチっちゃいましたねw
地水火風のところを、確か、四柱推命って言ってましたw
酔っぱらっているシーンですし、最終的には地水火風が出てきたので、それほど違和感はなかったのですが、中国の陰陽五行説の一種の占いが出てきてしまうとは…w
四柱推命で命が成り立っていると想像したら…w
でも地水火風も五行の水金地火木とにたようなイメージがないこともないので、壌さんの中で何かがつながってしまったのかもしれないですねw
ちなみに、そこでのアンドルー、笑いながらふつうに対応してましたwww
お次はみなさま大好き、フェステ。
フェステは一カ所、演技の仕方がものすごく変わっていた箇所があったんです。
「阿呆ってのはおてんとさまみたいに地球の上を歩き回る…あそこでお利口なあなた様にお目に
かかりました」
の台詞の言い方が明らかに違いましたw
本当にシザーリオをバカにするように、低い脅すような読み方から、「お利口な~」の部分から、声をめちゃくちゃ高くして言うんですw楽にだけどうしてこんなに演技を変えたのだろうと不思議に思ったりもしました。
あとはやっぱり恋の歌のシーンで、フェステガ登場したとき、アンドルーが
「それに、ゆうべのお前の洒落もすごかった。ほら…」
の台詞のところで、つぼにはまってひたすら笑い続けるw
そこでフェステ、その様子に少し引きながら、一瞬ふと隣にいるトービーと顔を見合わせ、ベンチ上をするするとアンドルーから離れるように移動するんですよねw
ほんとそのシーンはアンドルーの笑いにもつられますが、フェステの可愛い動きに笑顔になっちゃいますねw
さて、大楽だからこそ、キャストのコメントも聞ける、カーテンコール。覚えている限りで書きたいと思います。
でも本当に幸せですてきなカテコだった。
それだけは一言でいえます。
挨拶はやっぱりメインの四人。
まずは小西遼生さん
この十二夜という作品に関わることができたという、幸運な難破の仲間入りをさせていただき、本当にうれしいとのこと。締めるのができないので、オーシーノのきめ台詞をひとつ、みなさんで言いましょう!となり、
「おっと…!?」
と劇場全員で言うという謎の事態にw
次に中嶋朋子さんだったんですが、さすが朋子さん、簡潔に、
「シェイクスピアがこんなに面白いなんて…不思議…!」
で、遼生さんの流れを踏みつつ、挨拶をすませてしまいましたw
そしてなんとここで音月桂さん。ただごめんなさい。
桂さんがどんな挨拶をしていたかあまり覚えていなく…
なんだかすぐにさとしさんにふってしまった気がします。
そしてお待ちかねマルヴォーリオ!ではなく、さとしさんwww
外国で大昔に作られたこの作品が、現代の日本でしっかりと伝えられ、お客様に笑っていただけることが本当にすばらしいと思うと。黄色い靴下で笑っていただけるのかと最初は疑問に思っていましたが、今ではそんな不安もなにもなく…と。そして最後に、今の本当の気持ちですと…
「あぁ……幸せ!!」
よ一言。私たち客側もほんとうに幸せですよ!とお伝えしたい…
本当にすてきなカーテンコールでした。
禅さんファンとして、カテコで禅さんのおいしい仕草もあったのでちょっとだけ…w
四度目の登場で役人二人に担がれて出てきたときは、
なんじゃありゃ!?と一瞬目を疑いましたよ…www
本当にあの50の可愛いおじさまはすぐ反則技をお使いになるwww
あとは、マルヴォーリオがフェステの襟飾りをなかなかつけることができずにごたごたしているのを、すっと近づいて助けてあげる騎士殿…すてきでした♪
以上、大阪大千秋楽、「十二夜」
レポというか、個人的感想でした!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!