【観劇レポ】2015/2/21「GLIVE 石原慎一の続・だから僕はミュージカルが嫌いです!」

GLIVE2016「石原慎一の続・だから僕はミュージカルが嫌いです!」に二日目、マチソワで参加してきました!!

もうとにかく最高!!もうこれにつきますwww語彙力なさすぎて申し訳ないんですが、まさにこれはミュージカル嫌いの、ミュージカル嫌いによる、ミュージカル嫌いの為のLIVEでした!!
これはミュージカルが大好き、自分はミュオタだという方は絶対いって損の無いLIVEだと思います!!

つまりは嫌いは好きすぎてもう嫌いになりそうの裏返しみたいな…?
自分でも記事を書いていてテンションがあがる一方で、自分で言っていることがわからなくなってきましたw

このLIVE、ぎりぎり留学の期間にかぶらず、参加させていただくことができました♪
次の日に上海出発だというのにマチソワ参加…我ながらよくやったなと思いましたよw
実際この記事も、あまりに昨日が楽しく過ぎて、翌日の上海に向かう、機内の中で書き出していますw

このLIVE、LIVEとは言ってますが、お芝居もふんだんに盛り込まれているんです。
ストーリー構成としては一人の大物ミュージカル女優、オオゴショマオミの生涯を描く物語となっています。年をとり、米寿をむかえようという彼女が、ミュージカルを語る機会をテレビで得て、その生涯を彼女が三歳の頃の話から、語っていくのです。
そこへ、端から見れば全く関係の無いミュージカルを大集合させて、彼女の物語は紡がれていきます。

ではまず、出演者をずらーっとあげさていただこうと思います。敬称は略させていただきます。

作・演出・歌:石原慎一
G-Chorus:今橋かつよ、今橋美紀、大亀亜紀子、荻原美彩、小畑祐子、金子つばさ、金田英子、狩野新之介、河内悠加里、佐藤史絵、鈴木佐貴子、田倉周、長瀬可織、新野美香、浜崎英明、坂東賢春、平木利枝、松井陽子、油井俊通、渡辺朋子
GUEST:くじら、花木さちこ、鈴木良一、織田佳奈子、湊陽奈、大畑伸太郎、谷須美子、河内知子、橋本和明
SPECIAL GUEST:松原剛志
BAND:midori、SHINYA、Miz、Moy、多鹿大介

とこんな感じのメンバーで行われたLIVEだったわけですが…おいおい、どのキャストがどのようにして登場したのかは述べていきたいと思います。

そして今回の記事はSet Listを順にあげていきながら、その曲ごとにレポしていきます。!パンフレットに表記のない曲もレポの都合上、ここでまとめて付け加えて表記してしまいますね。

ではいきましょう!

1:Aquarious(Hair)

この曲はキャスト全員がそろって歌う、オープニングソングのような感じでした。まず石原慎一さんとG-Chorusの方々、そして松原さんが登場します。もちろん松原さん目当ての私にとってはとても嬉しかったですwwww
続いて花木さちこさんが登場し、続々と、GUESTのみなさんも登場して全員集合です。
そして石原さんの軽い解説が入った後、ここから物語が始まっていきます。

2:Jesus Christ Suoerstar(Jesus Christ Suoerstar)

この曲の終わりとともに、物語の主人公である、くじらさん演じる、オオゴショマオミさんが登場します。彼女はたんたんと、その俳優生活の一つ一つを語っていくのです。

3:You may dream

この曲が終わると、3歳の頃のマオミさんが出てきます。そんなマオミさんを演じるのは今橋かつよさん。G-Chorusさんの初期メンバーの一人らしいです。三歳の演技、すばらしかったです。もちろん年齢的にみたら、違和感がないわけじゃないんですよ?でも、違和感がないんですwww私のいいたいいことわかりますかね…?そしてwツキカゲ先生、マオミの才能を一番に気づき育て上げる先生です。ツキカゲ先生役は花木さちこさんでした。そしてこの二人の厳しいボイストレーニングとおむつトレーニングが始まるのです…

4:ドレミの歌(Sound of Music)

ソルフェージュと音階練習を通してドレミの歌の訳詞の致命的ミスをここで面白おかしく表現されていました。ドレミの歌ってソルフェージュで歌うと、「ドレミドミドミ~」ってなるんですよね。だから、「ドはドーナツのド~」と歌ってしまうと音痴になる!!という歌のレッスンのシーンです。その後、コーラス隊も加わり、ドレミの歌を音程を間違えないように、「ドはドーナツのミ~」と歌いながら、色んなコードで歌いあげてくださり、とても楽しく聞いていてもなんだか新鮮なシーンでした。
マオミはこの難しい特殊な歌い方を一瞬でマスターして歌い上げるわけですが、おむつトレーニングだけはなかなかうまくいかなったようです(笑)彼女曰く、八歳までおむつがとれなかったそうで…

そして、八歳になったマオミはある子役のオーディションを受けにいき、そこでちょっと勘違いしちゃった、ダミ声のHOSOMI(本人曰くヒトミと読むらしい…)と出会います。HOSOMIはゲストの大畑伸太郎さんが演じてくださり、とてもインパクトの強いキャラでしたwwwそしてそんな彼女を諸ともせず、マオミはオーディションに受かり、順調な子役としての成功体験をしていき、キャリアを積んでいきます。ただ、その人生はいいことばかりではなく、10歳の頃、180℃の高熱をだし、それでも仕事は休まないと維持をはったこともあったそうです…このシーンのナオミを演じてくださったのは、荻原美彩さん。私の第一印象…花總まりさんに似ているな…ってwww高熱にうなされながら、アニーの「トゥモロー」などをちょこっと披露してくださいました。

そしてその頃のエピソードの一つに、子供番組への出演もあったとのことで…ここからそんなコント?が始まります。司会の男性とお母様たち、そして子供たちが登場し、子供番組のシーンが再現され…

私はここでピンときましたよwそう、つよしお兄さんが出てくると…wwwそしてピンクのTシャツを着た、つよしお兄さんが登場。もうはいださんのコンサートでも思いましたが、うたのおにいさんとしてのキャラクターがしっかり確立してますねwww一方でうたのおねえさん役は花木さちこさん。

そこでこのナンバー。

5:だんご三兄弟

これ、一日目のゲストが速水けんたろうさんだったので、この選曲だったと思うのですが、私はとても嬉しくて、この曲自体も懐かしくて…涙出てきちゃいました。ちょうどつよしおにいさんにも、愛知で会ったばかりだったので、がっつりうたのおにいさんしている松原さんをみて嬉しくなってしまったんです。
初めて、スーパー戦隊のイベントに参加したとき、松原さんのゴーカイゴールドとしての姿、速水けんたろうさんのオーレンジャーを見て、似ていると感じた私には全く違和感も無く、とても嬉しかったです。

とまぁ、このシーンもギャグ満載で、絶対にあってはならないことがたくさん起きていたのですが…たとえば、おねえさんがすごい形相で子供に怒っていたり…おにいさんは子供たちのお母様たちにせまられてしまったり…あり得ない感じが逆にこのLIVEの世界観を独特なものに作り上げていて、とても面白かったです。個人的感想ですが、つよしおにいさんがお母様に追いかけられて逃げるようにはけていく様子がまたかわいくて大好きでした♪←

6:Ain’t no mountain high enough(Sister Act)
7:I will follow him(Sister Act)

ここでコーラス隊にバトンタッチし、今年日本でも上映決定している「シスターアクト」のナンバーを二曲披露してくださいます。英語で歌えるのやっぱりかっこいいですね~!

そして、マオミさんの運命を変える瞬間がやってきます。

8:星から降る金(モーツァルト!)

これは12歳の時のマオミさんが声変わりしてしまったというシーンでした。演出としては、くじらさんが前方に立ち、口パクで歌っているのを後ろで花木さんが美しく歌い上げると言った感じで。くじらさんの表情と動きがあまりに面白く、途中でスポットからはずされたりして笑いを持って行っておりましたwww

そして最後の一言「出る」だけくじらさんが歌い上げ、そこで物語が展開します。その声変わりでツキカゲ先生に拒否され、子役として築いて来たキャリアをすべて一瞬にして失ってしまったのです。
ですが彼女はそれでも前に進みます。

9:Mama will provide(Once in this island)

この曲はコーラス隊の曲だったのですが、バンドだけでは補えない楽器を、コーラス隊が演奏しながら歌うナンバーでとても楽しげでした。この曲もカエルつながりできちんと物語としてはつながっているのですが、ギャグの深みがいろいろとありすぎて、こうして記事にするのが難しいので説明から逃げますねwww

10:That’s Life(BOMB SHELL)
11:Big Finish(BOMB SHELL)

この2曲は湊陽奈さんが演じる18歳のマオミと織田佳奈子さんが演じる、コシジモウフブキさんが美しく歌い上げてくれます。シーンとしては、劇団春夏秋冬のオーディション会場。鈴木良一さんが演じるアサリケイジロウさんもすごくインパクトがあって面白かったですよ。Big Finishの方は一部歌詞が物語にあわせて替え歌をされていたりもしました。
このシーンでマオミさんはケイジロウ先生から母音法の指導を受けるのですが、その時に、指導担当として出てきてくれるのが、アラカワオツトメさん。最初、心を大事に演じることをツキカゲ先生から習っていたマオミの演技と歌い方は完全に否定され、動きが自然すぎだ、と怒られます(笑)そんな感じで指導が続く中で、ケイジロウ先生から、オツトメさんにアドリブの無茶ぶり?が入るのですが、昼は、エルサレムverとジャポネスクverを選んでいいぞといわれ、夜は猫でやれと言われていましたwww

そして無事、オーディションに受かり、劇団に所属することになったマオミは、稽古場へ向かいます。
そこではコーラスラインのワンの振り付け練習が行われていたのですが…それがまたすごい振り付けに…
設定的には、新婚夫婦のまさしとみよこの夜の営みのイエス、ノーのストーリーが込められており、まさしが帰ってきたときに、お味噌汁の具がわかめならイエス、油揚げならノーというwww
この振り付け講座、日替わりキャストの橘U子さん演じるアサリケイコさんがつけたふりらしく…そして、この日は、大畑伸太郎さんが演じる、アサリHOSOMIがさらにパワーアップさせるという状況になっていました。とても面白いコントになっていましたね。ただあまりにダンスの内容がひどいので、女性陣ダンサーがはけていくときに、「お嫁にいけないよ~」といっていたのは私的につぼでしたw
そしてそんなダンスをがんばって練習してしまったマオミはズボンをおもっきり破ってしまうのです…

12:Corner of the sky(PIPIN)

この曲は石原慎一さんが歌い上げてくださったのですが、この時は役としての登場。劇団の先輩の、イチムラチカマサ役。マオミは彼に恋をしてしまうのです。そんな彼に元気づけられたマオミですが、またのところが破れてしまい、自分で縫ってみたもののどうしようもないズボンに途方にくれるマオミ。そこにあらわれるのは橋本和明さん演じる、ジャングル大帝。実はこれ、ライオンキングなんですが、マオミさんはずっと勘違いし続けていたという設定で…w
そしてお約束の、「心配ないさ~!」と登場するわけなのですが…またの破れてしまっているズボンをはいていくしかないか…と言い出したマオミに、ジャングル大帝はストップをかけます。

13:ハクナ・マタガ(LIONKING)

これも替え歌でした。又をやぶってしまったズボンをはいてしまったがために経験してしまったことを歌い上げてくれるのですが、彼の前向きな考え方をきき、ハクナマタガという合い言葉に支えられ、マオミは再び前に進み始めます。

そしてそんな劇団において、マオミは着実にキャリアを積み、WestSizeStoryが大ヒットするのです。これはあのウエストサイドストーリーをもじったもので曲も完全に改題&替え歌していました。

14:I feel heavy(WestSizeStory)
15:アメヨコ(WestSizeStory)

このWestSizeStoryはマリアがやせるために頑張るという、ダイエット作品という設定らしく、そんな中、下町VS山手の婦人同士の抗争も描かれた作品なんだそうです。実際この二曲を聞くだけでだいぶ世界観がつたわりましたよwww

16:Purpose(AvenueQ)

そして、マオミはめでたくイチムラさんと結ばれ、幸せの絶頂を迎えたかと思われます。しかし、そうではありませんでした…。そしてこの曲の特徴はセサミストリートなどでよく見るような人形を使いながら歌い上げる形を取っていました。この曲の担当は田倉周さんでした。人形を使ってイチムラさんを演じるわけです。
ちなみに、マオミさんを象徴する人形は石原さんが操っていました。

17:Special

この曲、織田佳奈子さんが歌い上げてくださるのですが、そうしながらイチムラさんを誘惑するわけです。女癖の悪かったイチムラさんは、女遊びがやめられなくなり、マオミとの関係性は悪くなっていきます。

18:The More you ruv someone(AvenueQ)

そんな旦那への悩みをマオミはミズノエタキコという友達に相談などもしていました。その相談の様子をこの曲で再現してくださいます。タキコ役は、10歳のマオミを演じた、荻原さん。そんな友人の支えもあり、マオミとチカマサは関係を修復するために、アメリカへ休暇をとり向かうことにするのです。そこではカフェを開いたりもして、静かで平和な時を過ごしました…

19:Santa Fe(Rent)

ここでやっぱりこの曲、コリンズを石原さん、エンジェルを狩野さん、その他を田倉さんが歌ってくださり、とても素敵なナンバーでした…やっぱりRENTはいいですねぇ♪しかしその努力もむなしく、チカマサと二人の娘は交通事故にあってしまうのです。チカマサは大けがを負い、娘は車いす生活を余儀なくされることになります。そこでマオミは娘と夫と別れることになるのです。

20:ティモーンの旅立ち(Once in this island)

こうして別れを経験したマオミは日本に戻り、ミュージカルの世界に返り咲くこととなるのです。

21:ABCカフェ~民衆の歌(Les Miserables)

ここでお待ちかね…!!松原アンジョの登場です。もう赤いシャツを着て登場した松原さんはまさにアンジョルラス。アンジョルラスとしての姿を見ることができなかった私は本当に嬉しくて、涙が止まりませんでした。印象的だったのは、「ラマルク……の死」という絶妙な間。これが松原さん演じるアンジョルラスなのかと感動しました。そして民衆の歌も最後のサビ以外は一人で歌い上げ、私はフイイにも再会することができたと、本当に嬉しかったです…。

そしてそこからのこの曲ですよ…

22:I’ll cover you(Rent)

ミュージカル界における同志として認めていたチカマサがこの世をさり、マオミは再び一人で進み始めることになるのです。ここでのコリンズも石原さん。ジョアンヌを織田さん、ミミを湊さん…この曲で完全に私は涙腺崩壊でした…。

そして最後の曲、

23:Bring me to light(Violet)

これは顔を失った女性が再び前を向いて歩き出していくというナンバーなんだそうです。
石原さんの出演が決まっている作品なのだそうです。
すべての曲の披露が終わり、全員が退場した後、会場はアンコールがすぐに始まります。

そしてゲスト含め全員が登場して、出演者の紹介に。
そこで松原さんの紹介になったときに突然のカラオケwww
はい、お察しの通り、「海賊戦隊ゴーカイジャー」でしたwwwきっと初日は速水けんたろうさんだったのでオーレンジャーだったんでしょうw
このことに関しては知らされていなかったようで、松原さん自身も突然カラオケが流れ、あわてて歌い始めていましたwww

そして最後にアンコールとして、このナンバー。

24:Seasons of love(Rent)

会場も一体となって歌ったSeasons of love
歌詞は石原さんが出演していた頃の初演バージョン。ちなみに松原さんのソロは「出会いは数か~」のところでした♪張り上げがまたかっこよかったなぁ…

本当にギャグセンス満載の、最高に楽しいLIVEでした♪
本当に留学出発の前日という、無理矢理のぶちこみでしたが行ってよかったです。またやるときには是非観に来たいとおもうLIVEになりました。

長いくせにこのLIVEの魅力を半分も文章化できている気がしないのですが、自己満足程度にまとめてみました。本当に楽しかったです。楽しすぎて留学に向かう飛行機の中で必死こいて書きましたw
それくらい本当にすばらしいLIVEでした!!

長文読んでいただき、ありがとうございました。

追伸:今度こそ、何処のレポあげますwもう少々お待ちください…(汗)