はい。今回のブログ、イベントに参加した当日に半分放心状態で書き始めました…。
本当に個人的に幸せな時間過ぎて、本当に頭の処理が追い付いていません…そんな状態で書いているので、文面もろもろおかしなことになっている気がしますが、どうか、そこはご了承くださいませ。
では、さっそく福岡リトルマーメイド、オフステージトーク第三弾、「海の上の人たち」のレポをしたいと思います。
では、恒例の前説コーナーから。今回の担当は、クロちゃんこと、黒田大夢さんが福岡を抜けられたのがあり、どうなるかと思っていたのですが、前回に引き続き、のむちゃんこと、野村数幾さんが登場。そして新しい相方は権頭雄太朗さんでした。前説コーナーに登場し、マイクを握る野村さん。
以降、いつものセリフ形式でレポさせていただきます。いつもと同じように、敬称は略させていただくのと、メモと記憶を頼りに書くものですので、役者さんがこのままこういっていたとは限りません。また、文面的に読みやすくするために、あえて言い回しを変えている場合もあります。そこの点、ご了承くださいませ。
野村「こんにちは!…本番よりも緊張しますね…(笑)トークメンバーの準備が整うまで、こちらで皆さんとちょっとした交流をさせていただきたいと思います。ではさっそく自己紹介を。本日前説を担当させていただくのは…のむちゃんこと、野村数幾と…」
権頭「こんにちは、権頭雄太朗です。」
野村「ちょっと!!」
思わずずっこけそうになりながら、権頭さんにつっこみを入れる野村さん(笑)
ここで少し解説をいれさせていただきますと、今までのオフステージトークイベント(名古屋も第二回以降)では前説のコーナーを野村さんと黒田大夢さんでずっとやっていたのですが、その時の自己紹介として、黒田さんが始めたのが、クロちゃん、のむちゃんコンビとしての自己紹介なんです(笑)それを、野村さんが黒田さんがいなくなってもなお、継承しようとしたんですが、権頭さんはそんな野村さんの頑張りをほぼ無視で、普通に自己紹介しちゃったわけです(笑)
野村「みんなからごんちゃんって呼ばれているので、気軽に呼んであげてくださいね(笑)」
無理矢理ごんちゃんでまとめたのむちゃんでした(笑)以降、彼の頑張りに敬意をこめて、表記をのむ、ごんにしようと思います(笑)
のむ「このオフステージトーク、福岡では既に第一回、第二回と開催され、本日三回目になるのですが、一回目、二回目と両方参加してくださった方はどれくらいいるのでしょうか…?」
いつもの恒例の出席確認、数名が手を挙げた中で、今度はごんちゃんが質問。
ごん「今回が初めての参加だという方は…?」
のむ「それ以外の人でしょ(笑)」
ごん「そっか(笑)」
のむ「こう見えて、意外と天然なんですよ(笑)」
ごんちゃんをネタにしたがるのむちゃん(笑)
のむ「今日は、「海の上の人たち」というメニュー?ん?なんていうんでしたっけ…?」
ごん「テーマ?(笑)」
のむ「そうです、テーマです(笑)楽しみにしていてくださいね!…ハハッ(笑)慣れていない…(笑)」
ここで頑張ったのむちゃんにごんちゃんが拍手。仲いいですね(笑)
のむ「それでは、ここで皆さんとじゃんけん大会を開きたいと思います!勝った方には僕たちから景品がございます!では、説明をしていただきましょう」
ごん「はい、今回のテーマの「海の上の人たち」のトークに参加する出演者のサインが入ったクリアファイルをプレゼントいたします!野村さんのサインもありますよ(笑)」
のむ「交互に僕たちがじゃんけんをします。勝った方だけ、手を挙げたままでいてくださいね!あいこと負けた方は手を下げてください。では、皆さん右手…じゃなくて…左手でも(笑)手をあげてください~!」
とじゃんけん大会開始。一回、六人くらいに絞ったときに、ごんちゃんがその勝者を全滅させてしまい…
ごん「全滅!?(笑)」
のむ「空気よめない…(笑)」
ごん「すみません…(汗)」
そんな中、スタッフさんからまだ時間がかかるとの連絡が入り、ごんちゃんひらきなおって、
ごん「ゆっくり楽しみましょう(笑)」
そして、最初に用意されていたファイルが全部なくなると、今度は何も書いていないファイルをのむちゃんがとりだし…この場で二人がサインしてプレゼントするという流れに(笑)そこで、勝者が決まると、ごんちゃんが後ろのカウンターを使ってサインをし始めたのですが…その後ろ姿をみて…
のむ「こういうところが天然なんですよ(笑)」
ごんちゃんのパーカーのフードが裏返しになっているのを見つけて直し始めるのむちゃん(笑)
ごん「やめなさい(笑)」
のむ「気になってた方?ごめんなさいね~(笑)」
そして、フードを直し終わると、今度は、ズボンのお尻のところが汚れているのに気が付き…
のむ「すみませんね、お尻、あんまりみないであげてください(笑)」
ごんちゃんのお尻を手で隠すのむちゃん(笑)
ごん「汚いものを、すみません(笑)」
もうお二人とも仲良すぎです(笑)そして、ごんちゃんが書き終わると、マイクを後退して、のむちゃんがサインを書く作業へ。マイクを握ったごんちゃんはのむちゃんのことは気にも留めず、会場の人とおしゃべり開始。
ごん「皆さん、やっぱり九州の方が多いんですかね?手をあげてもらえますか?」
会場のほとんどの方が挙手。
ごんちゃん「じゃあ逆に県外の方は…?」
数名が手をあげると、その人にどちらからと質問。東京と答えた人に、飛行機でですね!といい、広島と答えた方には、新幹線ですか?と(笑)広島の方ははずれで車でのご来場でした(笑)
ごん「僕、出身が熊本なんです。」
と地元トークが展開、その頃のむさんはサインを書き終わり、なんだかそわそわし、ファイルを持ったままスタッフさん探しでふらふら(笑)結局その場では解決しなかったようで、戻ってくると、
のむ「すみません、袋がないので…こうやって乾かして…」
ファイルの端っこをもってプラプラ振るのむちゃん。会場に笑いが起こります(笑)そんなバタバタ劇の中、ファイルの当選者も無事決まり、前説コーナーも終了(笑)
私の経験上、今まではこの時間でグッズの宣伝とかしていたはずなのですが、今回は一切なく(笑)じゃんけん大会だけで終わりました(笑)
のむ「時間がちょうどよく…みなさんのご協力のおかげで…」
とのむちゃんが最後の挨拶をしている中、隣に佇むごんちゃんの後ろで、カウンターからペンがぽろっと落ち、拾って戻すもまた落ち…を繰り返すごんちゃんの図(笑)せっかくのむちゃんが挨拶をしているのに、お客さんの意識はペンに翻弄されるごんちゃんにくぎ付け状態でした(笑)
と、前説のレポはこんな感じです。本当にお二人の仲の良すぎる前説に私自身本当に楽しくて幸せでした(笑)
会場に入ると、舞台上はお城の中の様子になっていました。客席に全員が座ると、舞台上にのむちゃん、ごんちゃんが登場。
のむ「はい、それではイベントが始まる前に皆様にお願いがあります。携帯電話等の電子機器の電源は…」
といつもの恒例のお願いを読みあげるのむちゃん。ここで、
ごん「野村さんにも切っていただきましょう(笑)」
突然の横やりに反応にこまってしまうのむちゃん。そして客席の様子をみて…
のむ「ちょっと滑った…(汗)」
そんなこんなでなんとか?前説の役割を終え、舞台袖へはけていったのむちゃん、ごんちゃんでした。
そしてようやくイベント開始。司会として登場したのはセバスチャン役の赤間清人さん。
赤間「みなさん、今日はようこそ、オフステージトーク「海の上の人たち」にご参加いただきましてありがとうございます。セバスチャン役の赤間清人と申します。では、さっそく、メンバーに入ってきてもらいましょう。どうぞー!」
ここで参加者全員が登場。今回の参加者は以下の通りでした。
江上健二さん(スカットル役)
劉昌明さん(男性アンサンブル)
岡崎克哉さん(グリムスビー役)
竹内一樹さん(エリック役)
西田ゆりあさん(女性アンサンブル)
赤間「では、自己紹介と、福岡で過ごして気に入ったものとか、好きな食べ物なども一緒にお願いします。」
江上「スカットル役の江上健二です。僕は、福岡出身なので。もともと色々食べてますね(笑)」
劉「男性アンサブルの、劉昌明です。一番食べておいしかったのは…とりかわです。」
岡崎「グリムスビーを演じさせていただいています、岡崎克哉です。よろしくお願いします。」
忘れてしまったのか、自己紹介だけだった岡崎さん(笑)
竹内「エリック役の、竹内一樹です。僕は…もつ鍋ですね。毎日食べてます。」
西田「二幕でメイドなど、女性アンサンブルの西田ゆりあです。二年ぶりの福岡なのですが、まだ来て数日なので、いろんなものを食べて楽しみながら、演じていきたいと思っております。」
赤間「では皆さんに役作りというところについてお話を聞きたいと思います。演じていくうえでどのようなバックグラウンドを作り、準備されているのかなど、その点をお聞きしたいと思います。」
赤間さんがトークの内容について話している間、劉さんが困り顔(笑)そんなみんなの様子を笑う岡崎さんを肘でドつく竹内さん(笑)
赤間「そうそう、私達には「ゼロ幕」という大切な言葉があるんです。では、その「ゼロ幕」とは何か、江上さんに説明していただきましょう。」
江上「僕ですか(笑)えっとですね、一幕から舞台は始まるわけなんですが、一人一人のキャラクターが、登場するにあたり、何をしていたのか、何の意識を持つかなど…」
赤間「どんな性格なのかとか、ですね?」
江上「はい、それぞれの人が思ったようにそこは考えます。どうしなきゃいけないとかはないんです。一人一人がちがう「ゼロ幕」を持っているわけです。僕なんかのスカットルも丹下さんのスカットルと僕とでは全く違う「ゼロ幕」があるんです。」
赤間「役者それぞれが持つ、役に入るための材料ということですね。ではこのメンバーの「ゼロ幕」をお聞きしていきましょう。」
竹内「(客席に向かって)僕たち初めて聞かされてますからね?(笑)」
岡崎「「ゼロ幕」というか、どうやって準備しているとか、そういうことも含めて、ですよね?」
赤間「そうですね、こだわりとかも聞けたらいいなと。では…ここには人間を演じている方が四人いらっしゃるので…そちらから…」
このタイミングで苦笑い?をする江上さん(笑)
赤間「では、竹内さん、どうですか?」
竹内「今、自分のテーマの一つとして、王子様を演じすぎないということを意識しています。ああいう人が、かっこいい、素敵、と思えるのは、人を助けるその行動だったり、レディーファーストなどの精神を、教育されてきて、それらが自然に出るからこそ、かっこいいんだと思うんです。竹内一樹の時はそれを意識してしまうわけですが、役としては、自然にあふれるものを出していこうという姿勢でやっています。」
赤間「意識して、王子様というイメージを作ろうとしてしまうと、外側ばかりになってしまうから、ということですね。自然と出てくる、りりしさ、誠実さ、気品、というものを大事になさっているんですね。」
竹内「血の中に、それが息づいているんですよ。」
赤間「なるほど…、確かに。」
岡崎「楽屋でも、王子、って呼んでますよ。あ、そうそう楽屋同じなんです。他には…王子、フランダー、シェフ、ウミヘビの二人が一緒です。楽屋の話なんて、そう聞けないでしょ?(笑)で、そういう中でも王子と呼ぶんです。」
竹内「すごいストレスかけてくるんですよ~(笑)エリックに対して、普段からうるさい(笑)」
岡崎「だって、一国の王ですよ?会社の社長とか…皆さん、想像してみてください、そんな人が亡くなった、そんな状況です。カリスマ性のある人を代わりに立てなきゃいけない状態なんです。本当に緊急事態ですよ。そうそう、最初の船のシーンだって、あの日だけ、あの日だけ、なんとしても今日は決めてやろう!という気持ちで、あの日だけグリムスビーは乗っているんです。あ、そうそう、船乗りの話、聞かせていただきましょうよ。(劉さんにむかって)後ろでいろいろやってますよね?」
劉「後ろは…勝手にやってます(笑)ダイナミックないろんな芝居をしていて…説明できない(笑)「ゼロ幕」をきちんとしておけば、一瞬ですが関係性を密接に作ることができて、そこから話も膨らみます。王子と船乗りで、身分は下なんですが、王子は私達船乗りの生活にあこがれている。身分を越えて親しくしてくれます。王子が「直接飲めばいいだろう」とか「手で食べるさ」というセリフを言うのは、船乗りとの生活で学んだものだと。お互いそういった誇りでつながっています。」
竹内「本当に居心地がいいです。目の奥の温かさというか…そういうものを感じるんですよね。」
劉「やりすぎる所とかもあるかもと思うことはありますが、「エリック!舵を!」と名前で呼ぶところとか、兄弟みたいな関係性、仲間みたいな感覚なんですよ。エリック!やったな!!みたいな。」
赤間「男の心と心のつながりというわけですね。最後のシーンでも船員もアリエルとの結婚を見守っていますしね。」
岡崎「気持ちは僕にもわかりますよ?でも、執事の立場として、そういうわけにはいかないんですよ、ほら、会社とかでもやっぱりそうでしょ?ありますよね?こういうこと…ほら、江上さん?立つべき人っているじゃないですか。」
突然振られて、無言でうなづく江上さん。
竹内「よくしゃべりますね~(笑)」
岡崎「メイドもほら、やってくれてますし。彼女にも話をききましょ。」
西田「メイドたちも、やっぱり等身大の女の子なんです。プリンセスにあこがれを持っていたり…浜辺で口のきけない女の子が発見されて、お城に突然現れて、王子から夕食にも誘われ、そしてとってもかわいい…もうおしゃべりしたくて仕方がないんです。「ずるい」「変わり者」とかって厳しいセリフもありますけど、意地悪なキャラクターにはならないように、愛されるキャラであるようにやらせていただいてます。ジェラシーも感じつつも、好意的な目でアリエルを見守っている、そんな存在があのメイドさん達なんです。」
赤間「食事の時にもたくさんいらっしゃいますよね。」
西田「はい、実はおばあちゃんもいたりするんです。皆さんご存知でした?この前楽屋で何歳の人なんだろうという話になって、120~130歳なんだそうです(笑)それくらい本当に長老みたいなキャリアの人もいるんですよ。」
竹内「あのメイドさんだけの歩き方の稽古があったりしましたよね。」
赤間「メイドさん同士の関係性とかどうですか?」
西田「グリムさんといい仲の人がいるという…(笑)」
岡崎「あのおばあちゃんでしょ(笑)そういう噂はきいてますよ(笑)」
竹内「それは知らなかった(笑)」
赤間「(客席に向かって)皆さん、あくまで、「ゼロ幕」でのお話ですからね(笑)」
岡崎「皆さん、このブックと呼ばれる背景、これすごく重いんですよ。何人で動かしてるか知ってます?赤間さんわかります?」
赤間「知らない。」
岡崎「本当に!?……なんと……四人です。」
ちょっと微妙な空気が流れる会場。
岡崎「オランダ版をそのまま持ってきているんですが、その時はまっちょな二人が鼻ほじりながら片手で動かしてたんですよ。でもね、いざ日本人が動かそうとしたら、全然動かない(笑)あとあれ、船の重さも1トンもあるんですよ?」
竹内「どこからそんな情報仕入れてるの(笑)」
岡崎「話し続けていい?(笑)あの船ね、1トンあって、動かす爲にタイヤをつけたんですよ。ただそのタイヤが一回目、壊れてしまったんです。そこで改良して再び動かそうとしたら、今度は板(舞台の床のことです)が壊れた(笑)これこれ。(その場で床を叩きながら)叩くと普通の床より硬いのがわかりますよ。」
江上「1トンだから?」
岡崎「タイヤと、船の重さに耐える床です(笑)これ豆知識です(笑)」
竹内「豆知識といえば…アリエルとよく話してるよね?」
岡崎「あ~!あれ、毎回話してること違いますよ。ネックレスとかつけてなくても素敵ですねぇ、とか。あれ、演出として実際につけられているもので、アリエルが「おさかな」とか海に関係のあるワードを直接聞かないように、演出されているものなんですよ。」
赤間「なるほど。では、そろそろスカットルにもお話を聞きましょうか。」
江上「おしゃべりカモメですか(笑)そこがやっぱり第一にありますね。いろんなものに興味があって、自分なりに考えるのが大好きなんです。それを知りたがってしゃべりたがる、そんな子です。あと、アリエルが大好きで。」
赤間「では、いつもアリエルを探しているんですか?」
江上「そうだと思います。最初のシーンは、僕はアリエルを探しに来てます。パイプを手に入れたので、アリエルに話したくて仕方がないんです。(下手の袖を指さしながら)そんな気持ちでいつもあそこにぶら下がる(笑)」
赤間「飛ぶんですね(笑)」
江上「でも、二幕の最初はアリエルがいると思ってきているわけではないんです。何かを探しに来ているんです。うんちくカモメだから(笑)さがしてたら、ほら、彼女がいた。みたいな。」
赤間「それがあの「おや」につながるんですね。そういえば、いつもあそこ、僕は五分前にスタンバイしているんですが…江上さん、ぎりぎりまで何かしていますよね?いつもぎりぎりに袖にいらっしゃるので…何をされているんですか?」
江上「練習してます。ぎりぎりまで…他のカモメとハーモニーを。そうだ、まだいるんじゃないの?」
ここで立ち上がり、野村さんと権頭さんを呼び始める江上さん。そこに赤間さんもくわわって上手袖の方へ声を掛けます。そして、呼ばれた野村さんと権頭さんが登場(笑)
竹内「たまたま(笑)」
江上「彼らは僕と一緒のカモメなんです。」
権頭「嶺山さんもまだいるんじゃないですか?」
江上「嶺山くん~!?僕のキーボード楽屋から持ってきて~!!」
今度は三人目のカモメの嶺山秀平さんを総動員で呼ぶ始末(笑)そうすると下手袖からキーボードを持った嶺山さんが登場。
嶺山「スタッフさんが探してたので…来ました(笑)」
なんと、カモメズが勢ぞろい…!嬉しすぎるサプライズです。
江上「発声室で、いつもこのメンバーで練習してます。」
赤間「せっかくですし、披露していただきましょうか!」
会場大拍手。真ん中に行こうとしない三人を江上さんが促し、舞台の真ん中に四人が並びます。キーボード担当は嶺山さん。
そして、嶺山さんがキーボードで音を取り、息を合わせてカモメのハーモニー練習披露開始。
最初の、「なんとなく幸せ~」から「豆食べに行こう~」の流れと、「そいつを教えてあげよう~」から「後ろ向きはダメ」の流れ、と「この言葉ですべてがかなう~」からラストまでを最後のタップ付きでやってくださいました…。もはやフルでマエムキニを見せていただいたも同然で…。本当に最高のサプライズイベントでした…。
すべて披露が終わると、会場も拍手の嵐で、後ろで見守っていたその他のキャストも大喜び、野村さんは竹内さん達とハイタッチ(笑)とっても幸せな図でした…。そして、三人がはけて、いったん落ち着くと、
赤間「カモメさん達とはどのような関係なのでしょう?」
江上「友達だけど、僕が年長…そんなところでしょうかね。」
赤間「息もぴったりですし、きっと仲がいいのでしょうね。」
ここで質問コーナーに移ります。今回は赤間さんが引いた質問をどんどん読み上げていく形で進んでいきました。
赤間「「カモメズの関係性を教えてください」…これ、ちょうど話題に上がりましたよね。では次の質問を…」
江上「えっ…えっ…!?」
赤間「サクサクしていきましょう(笑)」
まだ話すことたくさんあるよという顔をされていた江上さん。私ももっと細かくお話聞きたかった…(笑)
赤間「「海の上のシーンでのポイントがあったら教えてください。」では、竹内さん、お願いします。」
竹内「ポイントといえば、海の中は3Dで、海の上は2Dになっているんです。海の上の世界は色も原色が使われていて、絵によって世界も表現されています。こんなところが見どころ、でしょうか。」
赤間「「好きな海の動物を教えてください」、では、西田さんお願いします。」
西田「そうですね…私、舞台上でおさかなに結構なってはいるんですが…好きな動物はイルカなんです(笑)物語に出てくる動物だと…個人的にシルバーフィッシュがおすすめです。オープニングが特に一押しですね。」
赤間「一斉に方向転換するのとかきれいですよね。」
西田「全身全霊をこめてやらせていただいているので。そこを少しでも感じていただければ。」
竹内「全部が同じ方向に一斉に向くテクニックも、本当にすごいですよね。」
赤間「今後とも、おさかなさんを応援よろしくお願いします(笑)では、次…「長期間の公演をやっていくにあたり、心がけていることなどはありますか?」では、劉さんお願いします。」
劉「気持ちを入れるために、休憩をとることです。終わってからしっかり休むことを心がけています。最近は夜10時くらいには寝ています。やっぱり長く続けていると体力が落ちてくるので、回復することが大事ですね。僕はミルクティ、好きなものを飲みながら休んだりしています。」
赤間「前日の疲れをしっかりとり、リフレッシュすることが大事、ということですね。岡崎さんはいかがですか?」
岡崎「僕は…瞑想してます。」
会場爆笑(笑)
岡崎「瞑想というか…座禅ですね。座禅です。何かの宗教とかじゃありませんよ?(笑)雑念を優しくイメージして…こんなこと思ってんのね、岡崎君って(笑)そんな雑念を優しく掴んで、パッと離すんです。最近はロングランで8週とか出ていますけど、それで3日か4日の感覚でいられます。長いなぁっていう感覚がなくなるんですよ。一回一回に集中できるので、雑念を取って今に集中するんです。ね、江上さん?」
江上「うん…。なんで急に振るの(笑)」
岡崎「瞑想とかしません?」
江上「しない(笑)」
岡崎「瞑想いいですよ…?」
江上「…うん…。」
劉「癒しの音楽聞いてますよね?ロビーで。」
江上「彼は寝てる(笑)」
岡崎「ほらぁ~そういう悪いうわさが広がるといけないからね(笑)そう、瞑想は歩きながらもできるんですよ?」
赤間「今度詳しく聞かせてください(笑)次に行きましょう。「どうやったら高い声がでますか?」」
竹内「それこそ、赤間さんに聞きたい。毎日、あんなにねぇ?」
赤間「そうですね…毎日万全の状態にしておくことと、音楽を楽しむことですね。そうすれば自然といい音が体から湧き出てくるものです。」
岡崎「なるほど。……(ちょっとの間のあと客席に向かって)瞑想いいですよ?」
客席爆笑。
竹内「おいしいところ持っていくなぁ~(笑)」
赤間「カラオケ行くときは是非試してみてください。「本日はテレビのCMを見て、娘と一緒に観劇に来たのですが…」
岡崎「どこにいるんだろう?(客席に向かって)ゆかりちゃーん?あ、いた!名前はなんていうの?ゆみちゃん!?ほれ!!(ドヤ顔)」
竹内「怖い(笑)」
赤間「はい、本題に入ります。「小さな海の生き物について詳しく教えてほしいです。」西田さん、お願いできますか?」
西田「そうですね…ランタンフィッシュとかですかね?あれは、一定にならないように心がけていて、親子での物語とかが見えるように心がけています。波が来たら焦って泳いだり、喋っているように動いたり。」
赤間「シルバーフィッシュも逃げるような動きをしていたりしますよね。物語があっていいですよね。」
西田「あ、やばい、みたいな(笑)魚も心を動かしているんです。」
赤間「「発声や体力づくりのために何かしていることはありますか?」では、江上さんお願いします。」
江上「朝、劇団四季ではみんなでやるんですが…」
赤間「呼吸法とかですね。」
江上「その前は自分の課題とか発声をそれぞれでやっていたりもします。」
赤間「江上さんは?」
江上「キーボードを使ったりしてやりますね。」
赤間「体力づくりの面については…では劉さんはいかがですか?」
劉「栄養剤をよく飲みます。エキスというか…コーラルニンジンとか…?」
竹内「やっぱりコーラルニンジンっていいんですか?韓国料理とかでもよく使いますよね?」
劉「免疫力が上がると思います。」
竹内「韓国の方は伸びやかな声で喉が強いイメージがあるんですが、だからかな~?」
劉「キムチ…ですかね…」
竹内「あ~!キムチ!」
赤間「食の方から、体力づくりというわけですね。竹内さんはいかがですか…?」
竹内「あ~えっと…(質問)なんでしたっけ?(笑)」
赤間「発声や体力づくりについてです。」
竹内「僕は、筋力トレーニングを毎日しています。体を伸ばして、ゆっくりほぐして…10分だけ秘密の時間があって、汗をかくようにしています。」
江上「いつも集まるときには汗だくだもんね(笑)」
竹内「秘密の場所でね(笑)」
江上「知ってる、あそこでしょ?(笑)(下手側のロビーの方を指さしながら)」
竹内「一時間くらいかけて、疲れをとってます。何をしているかは言えませんけどね(笑)」
赤間「ありがとうございます。では次の質問…「海の上と中での違いを表現するうえで工夫などあれば教えてください。」西田さん、お願いします。」
西田「水圧を表現するようにしていることですね。シスターズも重みを感じて動くようにしていて、アンダーザシーでもゆっくりパペットを動かし、常に水圧を感じるようにしています。」
赤間「空気と水とでは抵抗がちがいますからね。では次の質問を、「四季を目指したきっかけを教えてください。」江上さん、どうなのでしょう?」
江上「僕は30年前、東京に初めて行ったときに、「35ステップス」という今ちょうど「ソング&ダンス65」という形でやっているものと同じシリーズで…宣伝じゃないですよ?(笑)それがきっかけでめざして…40周年の時に入って、そして45の時のソンダンに出たんですよ。」
赤間「夢をかなえたんですね。岡崎さんはいかがですか?」
岡崎「僕は岡山出身なんですが、そこに「クレイジーフォー・ユー」という作品が来て、加藤啓二さんの。」
竹内「聞いたことある(笑)」
岡崎「僕はそれを見て、僕はボビーをやるべきだな、と(笑)」
江上「勘違いだね(笑)」
岡崎「タップを少しと、ヒップホップとか…やっていたので。」
竹内「ヒップホップできるんですか?ぜひここで…」
会場拍手。
岡崎「嗜む程度ですよ(笑)」
かたくなに立ち上がらず、話を続ける岡崎さん(笑)
岡崎「公務員をやりながら、こちらに転職しました。」
赤間「前の仕事を捨てて、こちらの世界にいらしたんですね。一樹も…?」
竹内「大阪のキャッツを中学生で観たときにすごく感動して…自分が受けたこの感動を届けたいと思ったんです。」
赤間「きた…(笑)」
竹内「キャッツにはまだ出れていないですけど(笑)」
赤間「ありがとうございました。「こちらの地方でいってみたいところはありますか?」西田さん、いかがでしょうか?」
西田「夏に向けて…糸島行ってみたいですね。どなたかいったことありますか?」
岡崎「あります。」
竹内「何をしたの?」
岡崎「内緒(笑)」
竹内「なんで誘ってくれないの~(笑)」
赤間「次です、「ミュージカル俳優以外の仕事ができるとしたら何がしたいですか?」これは皆さんにお聞きしましょうか。ちなみに僕は、この仕事をする前に料理が好きで、そういったところで働いていたので、料理人です。」
江上「えーっとっとっと……」
岡崎「江上さん、10年ごとくらいに変わりますよね(笑)」
江上「なんで(笑)そんなことないでしょ(笑)僕は…むしろ公務員になりたいかも。」
赤間「ちょっとわかります(笑)」
劉「僕は、サッカー選手です。子供のころからやっていたので。ワールドカップとかを今見ても、やってみたかったな…と思います。」
赤間「観客がいる中で何かをする、という面では立場としては似ていますね。」
岡崎「僕は医者ですね。医師免許を取っておけばよかったなと思う今日この頃です。法律の勉強を今はしてるんですよ。勉強が好きなんでしょうね。」
竹内「僕は子供が大好きなので…保育士さんとか、子供とかかわる仕事がしたいですね。」
赤間「似合いそう。」
西田「私、バレリーナになりたかったんですが、それだと似ているので…小さいころの夢はお花屋さんでした。」
とこんな感じで、福岡LM第三回オフステージトークイベントは終了でした。一回目が田島さん、二回目が髙橋さん、三回目が赤間さん、という司会担当で毎回全く色の違うトークイベントで私自身本当に関東から遠征してよかったなと思っています。
比較的落ち着いていながら盛りだくさんな内容で、また役者さん同士の仲の良さがビンビンに伝わってくるイベントでした(笑)
特に、野村さん、権頭さんのお二人と、竹内さん、岡崎さんの仲の良さが(笑)
いつも以上に、完全に自己満足なブログと化していますが、すこしでもみなさんがイベントを振り返ったり、知る手助けになれたらと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました!
公四季様がイベントに関するレポートをサイトにて掲載してくださいましたので、追記させていただきます。
イベントの雰囲気がよく伝わってくるお写真などありますので、ぜひこちらもご覧下さい(´∇`)
『リトルマーメイド』福岡公演にて、第3回「オフステージトーク」が開催されました
2018/6/13追記