石川禅ソロコンサート 感想Tweetまとめ

今更感半端ないですが、禅さんのソロコンサートの感想をまとめました。
Twitterで当日殴り書きしたのに、多少修正を加えただけですが…(笑)

なので文章的に話が唐突に変わるところもあると思いますが、お気になさりませんよう←

やっぱり帰っても明日の予習なんてできない。一曲一曲に浸りながら、今の思い、感想を形に残さなきゃ。
まず一言言うと、本当に禅さんは素晴らしい役者。歌が上手いとか、そういうことの前に、役者なんだよ。本当にどこまでも憧れ。

禅さんがやっぱり役者で、凄い人だと思うのは、一曲一曲のキャラクターをそのまま本人に落とし込めてしまうこと。キャラが彼に降りるというか。そして誰の真似でもなく、彼だからこそ作れるキャラになる。歌を歌いながらあそこまで客席に伝わるような表現をできる役者、禅さんは本当に凄い。

今回一番思ったのは、シシィとグリザベラとラブネバファントム。
シシィは本当に彼だからこそできるたった一人のシシィだった。
グリザベラは入り込みすぎてたけど、私は一番オリジナリティーを感じたし、ラブネバファントムは、彼の苦しみ悲しみが、本当に伝わってきた。もう三曲目にしてガン泣き。

私は禅さんの役者としての魅力に本当に惚れたのだなと今日改めて実感。
低音と高音の両方の声の魅力を持つ、歌の素晴らしさもさることながら、歌いながらにして役を演じてしまう役者!なところが本当に好きなんです…
今日はそんな禅さんを少女から姫まで何もかも見れて、本当に幸せだった…
私は残念ながら、禅マリと禅ジャベを見れていないのだけど、今日、その2人を見ることができて、伝説と言われる理由がわかった。
きっと、私はそのどちらかを見ていたら、もっと早くに禅さんに落ちていた気がする。ああやってキャラクターを落とし込んでお芝居ができる人が本当に好きなのです。

散々役者として素晴らしすぎ!って語ってきたけど、今回のソロコンサートの素敵な点は、毎度毎度禅さんが素に戻ることw
お水飲んでこぼして…セリフ忘れて、涙ぬぐって…wバリバリそれが入るから、素の可愛い禅さんが好きなファンとしては嬉しすぎるw
それに、歌ごとの切り替えもほんと凄かった。
色々浸りながら言葉をつらつら並べまくってたわけだが、頭の中では「ひとりごと」ばかり流れている。
やっぱりあれが一番芝居をする禅さんが現れやすい曲だし、無意識に一番記憶に残っているんだろうなぁ…
私が十二夜にガチハマりしたのも、ミュージカル以上に役者な禅さんを見れたからだと思う。
そして、ファントム、シシィ、クリス、ジャベ、マリウス、グリザベラ、ヴォルフ…
たくさんの禅さんだけが作れるキャラクターを見せていただいた…
本当に忘れられないし、忘れたくない。
今日聞いたナンバーは本当に他の人で聞けなくなってしまいそう…。
クンリーコンのDVDを入手した時も、一番禅さんが歌っているところで感動したし、泣きもした。
やっぱりあの時も、フランク、ルイ、レオポルト、フランツがみんなみんな降りてきてて、大好きなんだと思う。
彼のシーンは何度でもリピートして観れる。だって歌ではなく、芝居そのものなんだもん。

自分も芝居をやる人間として、本当に人にキャラクターそのものを落とし込んで、伝えることのできる役者である禅さんは、どこまでも憧れ。
今、自分が芝居をする上で彼はどこまでも目標で、会うたびに自分のモチベも上がっていく…

「何かがやってくる」では登場が客席で本当に嬉しかった。出てきたところが自分のすぐ近くだったし、随分と長いこと歌っててくれたから幸せだった。
トゥモローは少女の歌だって印象が強いのに全然違和感感じなくて、禅さんの役者力に、完全脱帽。

「君の歌をもう一度」は、曲の順番の説明で、世界旅行を軸に!ということで決めたとドヤ顔で言っていたけど、その後、「次の曲は、コニーアイランドから」って一言で完全に私は泣きモード。私のミュージカルの原点のファントムが禅さんに降臨した。それだけで嬉しくて、涙だった。しかも、ファントムは色んな姿があるから、ラブネバのファントムという点に感情移入しすぎてしまった。
クリスティーヌが愛しくて、忘れられなくて…
「あの歌声が耳から離れない」
本当に切実で。今までに見たことがないけど、そこには大好きなファントムがいた。
ラブネバのファントムが、私の中で一番のファントムだから、順番として禅さん演じるファントムの初めてが、ラブネバファントムであることに本当に感動してしまった。
大好きなファントムと、大好きな禅さんが同時に存在した瞬間。
それは何よりも幸せな瞬間だった。

「ひとりごと」は、生まれる前?頃?の舞台だし、見ることはできてないけど、CDでは聞いていた曲。だけど、今日で物凄く、この曲の良さを知って、大好きなナンバーの一つになった。でも、ひとりごとはさっきも言ったけど一番芝居が現れる曲。だから映像化して欲しい。

「神よ、何故?」、これもCDで聞いていたけれどより一層好きになった。禅さんはCDで聞くよりも、DVDで見た時の感動の具合がどうしてこんなにも違うのか、今日改めて理解した。歌でももちろん表現してるけれど、体全体でそのキャラを演じる。何より表情…
前回コルムさん行った時、神の声を聞いたと感動したけど、禅さんはコルムさんとは違った神的なものがある。
やっぱり一曲だけで、一舞台を見せてしまう、そんな魔法を体現してしまうところが、何よりの彼の魅力で、私たち聴き手を感動させる歌になるんだと思う。

「時がきた」は今まで一度も聞いたことのないもののように感じた…これもきっと禅さんの魔法…そして「メモリー」も。

「メモリー」は途中から入り方が凄いと思ったけど、途中で歌えなくなるくらい泣き始めて、やっぱりそうだったかと納得してた。
そしてそんな泣いてしまってなかなか歌いきれない禅さんに、しっかりと合わせて伴奏を入れてくださった伴奏の方も素敵だ!と感動していた。
そのあと、「結構ダメージが…」って言いながら涙を拭ってて…そこまで役に入り込める禅さんを見て憧れの念を抱いてた…

「僕こそ音楽」。これも本当に思い入れの強い曲で、ヴォルフガングというキャラクター性の強いものを禅さんで見ることができたという感動に、ラブネバ以上に涙流れてて自分でも驚いた。
ヴォルフは役者の一番役者らしいところを見せてくれる最高のキャラだと実感した。
私が山崎ヴォルフと芳雄ヴォルフで芳雄さんの方が好きなのは、芳雄さんの方がヴォルフを落とし込んで演じるように感じるからかもしれないと、禅ヴォルフを見て思った。モーツァルト!は、レオポルトも物凄く感情的なシーンが多い。だからクンリーでその一端を見て、
レオポルトを禅さんにとにかく舞台として、役として演じて欲しい!ってなったんだと改めて考え直した。
レオポルトの歌を衣装つきで歌ってるのを見たいというのもあると思うけど、星金のとことか、レオポルトを演じる禅さんの芝居を見たい、と思うからなんだ。

「私だけ」には、本当に圧感。今まで見たシシィの中で一番だって言いたい。
そしてシシィの思いを今までで一番感じられた。とても静かで、強くて、冷静なシシィ…
今までに見たことがない、だけど本当に聴き手にその気持ちをまっすぐにぶつけてくるシシィだった…

「カフェソング」と「星よ」。これは本当にこのコンサートに来ることができてよかったと心から思えた瞬間をくれた。その頃からレミゼは見てるのに、禅マリと禅ジャベを見れなかった自分…そんな自分にその一端を見ることができる機会をくださったことに感謝…
きっとあの頃、禅ジャベ、禅マリを見ることができていたなら、私は禅さんにあの段階で落ちていたなと、本当に思う。あの頃ご縁がなかったのは残念にも思うけど、今こうしてご縁があることに、心からの感謝と、幸せがある。これからもそんな感動をふやしていきたい。

「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」。これはまたラブネバとは違うファントムが、やっぱりそこにいた。
禅ファントムに闇の音楽の帳に招かれたら、完全になすがままになって…聴きながらにして完全に落ちてた。
そして高音が本当に綺麗…バルジャンの彼を帰しても禅さんで聞きたいと思った。
本当に一生の思い出。そして今まで見てきた舞台やコンサートの中で、一番充実して濃い時間だった。
あそこには沢山のキャラのドラマと、思いが確かに存在してた。

本当にありがとうございました。
素晴らしい芝居と歌声をくださる禅さん、これからも応援しています。

その後のTweetまとめ↓

昨日のソロコンやっぱまだ引きずっていて、夢も(本人メインで出てきたの初めて!!)禅さんの夢を見て…
なんだか昨日のソロコンといい、十二夜での思い出といい色んなものが戻ってきつつ、禅ファントムがずっとそばにいてくれる夢を見た…
もうダメだ…一週間じゃ戻れない気がする…
昨日の曲の上書きは決してしたくないと思って、昨日のナンバーは聞かない!と思うのだが、常にイヤホンつけてないと落ち着かないiPod中毒の人間だから、迷わず禅さんプレイリストを流す。だけど…「世界が終わる夜のように」の「不実なこの街」と禅さんの声聞いた瞬間涙ブワッと出て…道で泣く私…
ダメだ…禅さんの声聞くと昨日の感動思い出して涙が止まらない…
道で急に泣き出しちゃって、自分でも驚きだし…もうどうしようもない。
感情が伝わりやすい曲ほど聞いていて苦しい……(´・_・`)
CD、DVD出たらすごく嬉しいけど、出ちゃった暁には毎日泣き出しそう…((;ω;))

ソロコン終了後は、みんな色々興奮してて大変なことになってたけど、1日経って、みんな心が落ち着いて、改めて満たされた気分になってる…
そんな様子を私自身感じる。禅さんの今回のコンサートは大成功だし、本当に素晴らしくて、どんなに豪華なコンサートにも負けない。
これが本物だよね。

以上、長文失礼いたしました。