【観劇プチレポ①】劇団四季「ノートルダムの鐘」フィーバス編

ブログ書き進めている最中に思いっきりぶち込む形で申し訳ないんですが(笑)
Twitterでノリで始めたら、予想以上に内容量が多くなってしまいましてwww
ブログが一つ書けるなと思い、こうしてフィーバスの分析のまとめを始めてしまいました。最初、清水さんと佐久間さんのフィーバスではどちらの方がチャラい?不真面目?みたいなところが気になり、その結論を私の勝手な解釈で出してみたいと思ったところから始まった分析です。

体裁は以下のように進めます。

・項目の説明
清水フィーバスレポ
佐久間フィーバスレポ
→管理人のその行動に関する考察
チャラ度、不真面目度を最大5点で点数化
※点数配分に関する備考

このように進めた結果、結論、

清水フィーバス 64点
佐久間フィーバス 61点

になりましたwww
結果、私のなかでは清水さんのフィーバスのほうがほんの少しチャラいようです。

まぁ、キャラクターとしては、とても根は真面目だし、正直な人だと思うんですけどね。
原作のフィーバスを考えてしまうと、彼はクソ男ですが、四季版のフィーバスは本当にいい男だと思います。
まぁ、清水フィーバスのほうが、原作にちょっとだけ近い役作りかな?と感じる程度です。

さて、ではさっそく私なりのフィーバス考察を進めていきたいと思います!

・ワイングラスの投げ方
清水フィーバス:それほど乱暴に大きく投げない。ルイ枠のキャッチ率も高い。
佐久間フィーバス:投げ方結構乱暴。ルイ枠も結構とるの大変そうだし、一回思いっきり落として、慌てて吉田さんが拾うというアクシデントも←
→佐久間フィーバスはもはや取らせる気ないだろとつっこみたい(笑)
清水 3点 佐久間 4点

・戦場でのトラウマの様子
清水フィーバス:涙目になることはあっても、目を閉じたり、ふるえたりしない。
佐久間フィーバス:目をぎゅっとつぶり、足を明らかにふるえて、PTSD症状は明らかに重い。
→清水フィーバスは過去を過去として開き直って考えることのできる心持ちが強い。切り替え上手。一方で佐久間フィーバスは過去を引きずるタイプ。責任感の強さの現れではないか?
清水 2点 佐久間 1点

・「そうだ~犯罪者と~」の箇所の前後の態度
清水フィーバス:クロードの差し出した手に対して、一瞬動揺し、その手とクロードの顔とを交互に二度見する。その手の意味を理解するのに時間がかかるし、キスの仕方もぎこちない。クロードの話をききながらわざとらしく険しい顔をしてうなづく。「犯罪者と~」の歌い方がめっちゃ雑。クロードの言葉に本気で同意する気なんてさらさらない感じ。俺は遊びたいんだよ…みたいな空気感強い。
佐久間フィーバス:手を差し出されてすぐ、すぐ理解して、右手を後ろで軽くぬぐってから手を取り、クロードの様子をうかがいながらキスをする。クロードへの同意感と一体感は強い。
→この場面、清水フィーバスのほうがキスする行為に戸惑いを感じているように私は感じる。(Twitterのアンケートによれば少数派のようだが…)佐久間フィーバスを見ていると、社交辞令として受け入れてる感あるし、そうだ、遊んでばかりではいられないぞ、と自分を引き締めなおしているように見える。
清水 4点 佐久間 2点

・クロードにベンチを用意するとき
清水フィーバス:マントで椅子をふき、社交スマイルで座るのを促す。
佐久間フィーバス:手で少し払うだけ。清水フィーバスほどわざとらしくは笑わない。
→清水フィーバスは椅子を用意する動作としては丁寧だけど、その分、自分の不真面目な部分をクロードの前で取り繕っている色が強くなる。逆に佐久間フィーバスはそういうところが雑で、自分の粗野さをあまり隠さないイメージ。全体的にワイルドに感じるのも納得。
清水 3点 佐久間 4点

・エスメラルダの姿を見て「誰だ~」となるシーン
清水フィーバス:タンバリンを両手で前に持って、笑顔で言うイメージ。タンバリンに目線がいく日もある。
佐久間フィーバス:右手をおろしてそこにタンバリン持ってる、むしろ笑っているというより、衝撃受けてるイメージ。
→清水フィーバスは女として、なんていい女だ!と惚れているように思える。一方で佐久間フィーバスはまさに天使を見て、思考停止してる感じ。だからタンバリン持ってることさえ忘れてる。
清水 2点 佐久間 1点

・トプシーターヴィーでの裏での市民との絡み
清水フィーバス:女の人の頭をなでたり、抱き寄せたりしてることが多い。エスメラルダのことを話してるっぽい時もあった。
佐久間フィーバス:あんまり女性にタッチすることは少ないが、お金のやり取りしてることがある。一回芝クロードに注意されてるのを見てしまったことも(笑)
→清水フィーバスはモテモテで逆ナンされているようにも見える。結局エスメラルダに夢中だから、いろんな女性が寄ってきてもうまくあしらっちゃってる感じ。一方で、佐久間フィーバスはむしろ情報もらって、対価としてお金払ってるように見えなくもない。それかお金で寄ってくる女の人をあしらってる?
清水 3点 佐久間 4点

・カジモドを助けようと、「御下命ください!閣下!」という時の態度
清水フィーバス:必ず剣を抜きかける。クロードが止めると、怒ったように剣を乱暴にしまい、クロードを強いまなざしで見てから、カジモドのほうを目視してる。
佐久間フィーバス:慌てた様子ではあるが、根は冷静に見える。クロードへの反抗心はあまり見えず、止められると迷いながらも結構素直。内心止めに入りたいけど、クロードの命には忠実。
→清水フィーバスは反抗心が見える。一方で、佐久間フィーバスは命令の実行を優先する気がある。
清水 2点 佐久間 1点

・エスメラルダがカジモドにナイフを向けたときの反応
清水フィーバス:エスメラルダのほうへ手を伸ばして駆け寄ろうとする。
佐久間フィーバス:クロードのそばへ行って、両手を広げて彼を守ろうとする。
→清水フィーバスはこの時点でエスメラルダしか見えていない。クロードのことを完全無視。カジモドを助けようとしない彼に同意できない気持ちを引きづっているのかも。一方で、佐久間フィーバスは大聖堂警備隊としての役目を忘れず、クロードを守っている。ジプシーは危険という意識はあるのか。
清水 3点 佐久間 1点

・「汚いジプシーめ!」のあとあたりの市民への対応
清水フィーバス:状況の急変に結構戸惑っている感じ。市民たちのことは気にするけど、それほど強く出ていけていないイメージ。カジモドをいじめようとする人々の止め方もそれほど乱暴じゃない。
佐久間フィーバス:口々にエスメラルダの悪口をいう市民たちを、結構な力で突き飛ばしてる。「落ち着け!」っていいながら、そばにいる1枠や7枠市民を押してる。カジモドいじめを止めるときも、結構力づく。
→清水フィーバスはここでの市民に対する制止は比較的優しい。大聖堂警備隊だが、市民も護対象としてみてるよう。一方で、佐久間フィーバスは市民も容赦なく突き飛ばすから、守るべき対象はお偉いさん方という意識が強そう。
清水 1点 佐久間 2点

・「さっさと立ち去れ!」のあとの動きの違い
清水フィーバス:残ってる8枠を首を振って、見ていかせる。下手側の確認が甘い。
佐久間フィーバス:8枠に去るように指で指示したりする。下手も端までしっかり確認。
→清水フィーバス、見回り手抜きしてる?(笑)佐久間フィーバスと比べたらの話だが。(真面目なシーンなので、二人はいたって真剣なはずですが(笑))
清水 4点 佐久間 1点

・カジモドを大聖堂へ連れて行こうとするときの様子
清水フィーバス:片手でカジモドの腕をつかむ。振り払われた後、その手を数回振りながら後を追う。階段前で立ち止まった後も、ちょっとカジモドから目をそらし、階段を登っていく。
佐久間フィーバス:両手で乱暴にカジモドを引っ張ろうとする。たたきつけられた王冠をみて、まったく…みたいな表情をしているイメージ。階段手前では首をふって、ちょっとだるそう。
→清水フィーバスはカジモドに王冠を突き付けられたとき、振り払われたときにカジモドの怪力を痛感したんだなったいうのが伝わってくる。それだけしっかりカジモドのこともつかんでいたのかもしれない。佐久間フィーバスはここはあまりやる気がないように見える。さっさと済ませたいといった空気を感じる。
清水 2点 佐久間 3点

・ゴッドヘルプの時の反応の違い
清水フィーバス:微動だにせず、エスメラルダガン見してる。上手二階でエスメラルダを見つけた瞬間は嬉しそうに笑ってる。
佐久間フィーバス:「神の子」というワードに反応して考え込むように目を伏せ、エスメラルダから視線を逸らす動きがある。上手二階に出てきてエスメラルダを見つけたときも真剣な表情。
→清水フィーバスはエスメラルダを見つけて、「やった!!」感強い。だからそのあとも口説く気満々だし、ずっとガン見してる。一方で、佐久間フィーバスはエスメラルダの悲しみをたたえた空気を感じ取ってる印象。だからエスメラルダの「神の子」という言葉に、救いを与えてほしい、どうすればいい?という虚しさのようなものを彼自身も感じてるのではないか?
清水 4点 佐久間 1点

・「もう大丈夫だ」とフレデリックを立ち去らせる場面
清水フィーバス:全くフレデリックの顔を見ない。フレデリックが去ったかどうかの確認も雑。右手で2回くらいたたいて、制止するイメージ。
佐久間フィーバス:腕が折れるんじゃないの?と心配になるくらいぎりぎりのところで止めに入る。フレデリックの顔を見て、「あとは任せてくれ」と言うイメージ。数歩動いてまで、フレデリックが去ったのを確認してる。
→清水フィーバスはここでもエスメしか見えていない感。佐久間フィーバスはフレデリックの姿が見えてから止めに入るからぎりぎりになるのでは?フレデリックが去ったかどうかをより気にするのも、務めを果たせるか不安に思うところがあるから?それは責任感の裏返しともとれるけど、サボるというか、ジプシーを捕まえる気はないのだから不真面目?
清水 1点 佐久間 2点
※ここはあえて佐久間フィーバスのほうが不真面目とする。同点にしたいところだけど…ちなみに、フレデリックへの友情は断然佐久間フィーバスのほうが感じる。

・エスメラルダにお腹をドつかれた後の反応
清水フィーバス:お腹をおさえて、「がはっ」とすごい声を出して、「聞けよ!」とエスメラルダに振り返ってからいうイメージ。
佐久間フィーバス:片手でお腹をおさえながら、もう片方の手をエスメラルダのほうに伸ばして制する仕草をしながら、「聞けよ…」というイメージ。痛みから持ち直すまで、清水フィーバスよりも少し時間がかかる?
→清水フィーバスは声ほどダメージは受けていないように感じる。エスメの警戒心を解きたいが故の芝意味がある。佐久間フィーバスは本当に不意打ち食らってる?(笑)
清水 2点 佐久間 1点

・クロードに「あの女を私の所に連れてきてくれるな?」と言われたときの反応
清水フィーバス:あきらかに動揺を隠しきれていないような気がする返答。声も渋々って感じ。
佐久間フィーバス:動きも清水フィーバスと比べると少なく、冷静さを保てているイメージ。返事もしっかりしてる。
→清水フィーバスは顔はポーカーでも、声色に出てしまって、エスメラルダを捕まえたくないという気持ちが丸見え。一方で、佐久間フィーバスは、クロードの命令に忠実であろうとする一面が見えているのかも。
清水 2点 佐久間 1点

・「探し出せエスメラルダ~」とクロードが去ってから歌う場面
清水フィーバス:動く前にフレデリックに合図する以外、ずっと前方を向いて歌う。カジモドとクロードに切り替わり、静止する所は周りの兵士一人一人をきちんと見ているイメージ。
佐久間フィーバス:歌いながら兵士一人一人とアイコンタクトをとる。静止する所は清水フィーバスよりも気配りが甘いかも。
→清水フィーバスが、「探し出せエスメラルダ」と歌う、つまり周りの兵士に命令する、という場面では兵士と目をあわせないというのは、清水フィーバスのその命令に前向きでないという心の表れでは?一方で、佐久間フィーバスはきちんと指示だししてる。ただ、そのあとの静止場面では清水フィーバスのほうが丁寧な印象。
清水 2点 佐久間 2点
※ここは両方で相殺で同点

・売春宿のマダムに「また会えて嬉しいわ」と言われたときの反応
清水フィーバス:「やっちまった~」とごまかす気さえ、もはやない顔をクロードの見えないところでして、くるっと大きく回り込み、気まずさを断ち切るように、6枠兵士に指示しに行く。
佐久間フィーバス:心ではやばいと思いつつも、知らん顔で行くスタイル。それほどあからさまに逃げず、クロードに対しても真正面からぶつかっていくイメージ。芝さんだとVS感やばい。
→清水フィーバスは隠しきれない不器用感。一方で、佐久間フィーバスはうまく流してしまった印象。
清水 2点 佐久間 2点

・「松明は語る彼女のように~」の違い
清水フィーバス:光に包まれた後は、上下(かみしも)全体を目線をずらして見渡した後、決意にして、松明に目線を戻すイメージ。
佐久間フィーバス:光に包まれると、その光源の1点に目を奪われているようで、ゴッドヘルプの時のエスメラルダの姿や言葉を思い出しているように見える。
→清水フィーバスはエスメラルダの声だけでなく、神の声さえも聞こえているかのようで、何か霊的なものに背中を押されているようにも見える。佐久間フィーバスはやはり上記のように、エスメラルダを思い出している印象。
清水 1点 佐久間 2点

・「エスメラルダ」のナンバーでの気絶の前後
清水フィーバス:エスメラルダに「誰かが心配してあげなきゃ」のところで微笑みかける。「エスメラルダ~!」と歌い終えた後は、右胸のあたりをおさえて、曲終わりと共に気絶。同時に右手が椅子から落ちる。
佐久間フィーバス;微笑む余裕なし。でも動かすと滅茶苦茶痛いくせに、勢いで体動かしてしまう。「エスメラルダ~!」で右手伸ばしてしまい、そこから痛みで倒れこむ。痙攣したまま、気絶しきれないこともある。
→清水フィーバスはケガはそんなに重くないように見える。エスメラルダに微笑みかける余裕あるし(笑)一方で、佐久間フィーバスは何度も顔を歪めるから、傷がリアルに重症そう。自分のことをかえりみずに行動してしまう感じ?自分のことをあまり大切にできない人?それこそ「いつか」前の「僕のことはどうだっていい」のセリフにつながる。
清水 2点 佐久間 1点

・「あのジプシーの子だよ」の後の反応
清水フィーバス:意外とあっさり返答。「フロローにやられた…」と憤りよりも呆れに近い?
佐久間フィーバス:「思い出した…フロローにやられた!」と怒りを出して、左手でベンチを叩く。
→清水フィーバスはフロローよりも今の状況の飲み込みに気を取られている感じ。佐久間フィーバスは起こったことを思い出して、フロローに対する怒りが大きい。カジモドに「包帯がいるね」と傷口に触られ、痛みに気を取られていなかったら、クロードの声にもっと反応が鋭かったと思う。
清水 3点 佐久間 4点

・カジモドと魔除けの取り合いするとき
清水フィーバス:「こっちによこせ!」とすぐに奪いに行き、ケガをしてる側の右手も使って地図を観察。カジモドにつかまれると結構肩もぶつけに行ってる。取り合いの時は引っ張るというより体当たり?(笑)
佐久間フィーバス:ちょっとじっと見る間があってから取り上げる。けがをしていない左手だけで頑張って地図を観察。取り合いの時は結構引っ張る。タナカジの時はお互いすごいので、魔除けが壊れそうで心配になる(笑)
→清水フィーバスはやっぱりそれほどケガがひどくない。あの場面では佐久間フィーバスと比べるとカジモドの話は結構聞いてる。佐久間フィーバスは痛みをすごく気にするし、カジモドと一緒に行く気が最初からない感じがする。取り合いの仕方も言い方悪いが、ガキっぽい。
清水 3点 佐久間 4点

・「フィーバスとっ!」のところ
清水フィーバス:自分のことを指で指して8枠に合図する。8枠からはさっとマントをとるイメージ。かぶって上手奥に行く前に客席側を見る。
佐久間フィーバス:さも自分に渡してくるのは当たりまえといった感じで構えるが、無視されて、ちょっと切れて奪い取るイメージ。
→清水フィーバスは乱暴さはないし、一度顔をこちらに向けるのも細かい性格が見え隠れしている。佐久間フィーバスはやはりここは乱暴。
清水 2点 佐久間 4点

・奇跡御殿で殺されそうになる時
清水フィーバス:全体的に連行中も含め、ジプシーたちをにらみつけている。足元を蹴とばされそうになっても、それをしっかり見据えてる。言い残すことは「僕は~」
佐久間フィーバス:全体的におびえているし、傷口が痛いのか、結構気にしている。足場が蹴られる瞬間も、目をつぶって、足ががたがた震えている。言い残すことは、「フロローが~」
→清水フィーバスは死に対して恐怖を抱いていないというより、こちらの真剣さをきちんと示して、ジプシーたちに自分たちの真意が伝わると希望を捨てていないように見える。だから言い残すことは?と聞かれて出てくる言葉が「僕は~」になるのでは。一方で、佐久間フィーバスは自分が死の危機に瀕していることへの恐怖が強い。だから残すことはと言われて言おうとすることは、まず伝えなければいけない要件で、「フロローが~」になる。
清水 1点 佐久間 1点

・奇跡御殿で拘束が解かれた後の行動(2017/6/22追記)
清水フィーバス:エスメラルダとクロパンの間に入り、エスメラルダに向かった「僕たちは警告しに来たんだ」とまでいい、そのあとはクロパンや他のジプシーの方に向き直って、「フロローはこの場所を知っている!夜明けに襲ってくるぞ」と全体に言い聞かせるように言う。
佐久間フィーバス:エスメラルダのすぐ前にかばうように手を広げて立つ。そこでクロパンに向かって、「僕たちは…」と事情を説明し始める。
→清水フィーバスはエスメラルダ、そして他のジプシーたちに伝えるという意識が強い。この場にいる全員に向かって言葉を発している。一方で、佐久間フィーバスは自分の拘束が解けたと同時に、クロパンがエスメラルダに敵意を少なからず向けているため、まずそこから守り、説得しようとする気持ちが強い。まずリーダーであるクロパンを説得することでこの場をいさめようとしている。
清水 1点 佐久間 1点

・「こいつはフロローの奴隷!」
清水フィーバス:カジモドをかばうように立ち回る。
佐久間フィーバス:カジモド側に寄るというより、クロパンがこれ以上カジモドに危害を加えないよう、目で圧を飛ばすイメージ。
→清水フィーバスのほうがカジモドに対する仲間意識が強い。佐久間フィーバスは、トラウマも強いから、自己防衛に入りがち。
清水 1点 佐久間 1点

・「奇跡求めて」での、差し出されたクロパンの手のつかみ方
清水フィーバス:左手でクロパンの手をとり、ぎゅっと握りなおす。
佐久間フィーバス:左手でクロパンの手をとり、右手をさらに添えて、握りしめる。
→清水フィーバスのほうがあっさりしている印象。これからともに戦おうという同志的意識が強いように見える。一方で、佐久間フィーバスは仲間として認めてくれてありがとうという感謝の気持ちの表れが強いように見える。
清水 2点 佐久間 1点

・奇跡御殿で捕まって連行されるとき、処刑前に引き離されるときの態度
清水フィーバス:結構すんなりついていく。連行されるがままに歩いていく感じ。
佐久間フィーバス:結構抵抗する。奇跡御殿では抵抗しながらクロードをにらみつけ、処刑前もぎりぎりまでエスメラルダを見ようとする。
→清水フィーバスはあきらめると、そこからは切り替えが早い。相手に対して取り繕うのもうまいから、話が通じない相手を見極めるのも早い。佐久間フィーバスはやっぱり取り繕うことを知らないのでは?というかしないので、ここでもめっちゃ反抗心を見せる。
清水 2点 佐久間 3点

・フレデリックにエスメラルダの牢に連れてこられたとき
清水フィーバス:うつむいていて、前を見て歩けていないイメージ。牢の中に案内された後も、エスメラルダの顔をなかなか見られない感じ。
佐久間フィーバス:元気はないけど、前を見て歩ける。牢の中でエスメラルダの姿を認めると、ずっと彼女だけを見てる。
→清水フィーバスはだいぶあきらめきってる感が強い。佐久間フィーバスはエスメラルダの姿を見てちょっと目に光が戻るイメージ。逃げ出せるとは思ってないけど、エスメラルダのそばに来れたことでちょっと元気を取り戻してる。
清水 1点 佐久間 2点

・「いつか」の時の仕草
清水フィーバス:「もう死ぬの」でエスメラルダに近づきながら、悔しそうにこぶしを握りしめる。自分の歌いだしの前にうつむいて思考の時間があり、それから歌いだす。感情が高まると、最後にエスメラルダをぎゅっとする。
佐久間フィーバス:エスメラルダの「争いの炎が~消えることを~」でとても感情が動いて涙目にり、一瞬エスメラルダから目をそらす。
→清水フィーバスはエスメラルダを守ってあげなければ、という気持ちが強い。宮田エスメだと特に出る。岡村エスメは寄り添う感じ。一方で、佐久間フィーバスはここでまたエスメラルダに惚れ直してる。一緒に苦しんで、一緒に泣くイメージ。運命共同体。
清水 1点 佐久間 1点

・エスメラルダが処刑される前後
清水フィーバス:火をつけるまでの一連を目を離さずに見ていて、火がつけられるととても苦しそうな悔しそうな表情をする。それでも目を離さない。
佐久間フィーバス:エスメラルダにいざ火がつけられる、となるともうエスメラルダのほうを見ていられない感じ。顔もメモエスメラルダのほうからそらしてる。
→清水フィーバスはやっぱり精神的にも強い。だから現実を受け入れ、あきらめられる強さがある。一方で、佐久間フィーバスは現実を受け入れようと必死に苦しんでる最中な感じ。
清水 1点 佐久間 1点

・クロパンに助けられる直前の様子
清水フィーバス:あえて動かずできるだけ7枠兵士を刺激しないようにして耐えてる。でも横目で兵士をにらみつけているから、近づいてくるクロパンには気が付いているっぽい。市民への鼓舞も、冷静で貫禄がある。
佐久間フィーバス:すごく抵抗するイメージ。佐久間フィーバスが抵抗するせいで、近づいてくるクロパンに兵士も気が付かない。市民への鼓舞は、涙目で感情的。
→清水フィーバスはやっぱり状況を把握する能力が高い、戦えるとなれば、自ら先頭に立って剣を取るタイプだなと。だからクロパンが自分を助けやすいように行動をとる。一方で、佐久間フィーバスは感情的になることが多い?たぶんカジモドと同じように自分の拘束を解きたい一心で抵抗するのかも。
清水 1点 佐久間 2点

・「エスメラルダ!」と駆け寄った後の反応
清水フィーバス:扉を戻しながらエスメラルダに既に気が付いていて、すぐに駆け寄る。カジモドの「二人とも…死んでしまった…」にはあまり反応せず、エスメラルダを抱きしめて、彼女の死を知り、エスメラルダの顔をじっと見て、その近くでうずくまる。カジモドが触れるまで顔を上げない。
佐久間フィーバス:扉を逃げるように閉めた後、振り返ってエスメラルダに気が付く。「二人とも…死んでしまった…」に反応して、カジモドのほうを見て首を横に振ったあと、抱きかかえようとして、エスメラルダの死を確信してしまう。それで天を仰いで泣き、エスメラルダの体にすがりつくように泣く。
→清水フィーバスはエスメラルダの顔に何度も触れる。まだ体温が残っているであろうその体に触れることで、彼なりの最後の別れをしているようにも見える、一方で、佐久間フィーバスはカジモドの言葉に首を振るように、その死を全く信じようとしない。だが自分でふれて、頭では理解してしまい、天を仰いで泣き叫ぶ。しかし心はついていかないので、エスメラルダの顔を見ることができずに体にすがりつく。ここでまた清水フィーバスを考え直せば、彼がカジモドの言葉にあまり反応しないのは、エスメラルダの死を、彼は確信まではいかないが、横たわる彼女の姿を見た瞬間に察していたのでは?とも考えられる。
清水 0点 佐久間 0点
※ここでは点数をつけない。でも、清水フィーバスのほうが色々とタフだなと感じ取れる。

・カジモドがエスメラルダを抱きかかえたあとの退場の仕方
清水フィーバス:カジモドが頭に触れると、スカーフを手に取りながら、そっとエスメラルダから離れる。そのまま立ち上がって、カジモドと見つめあい、うなづいてカジモドを見送る。去るときは、スカーフを少し胸に寄せて握りしめ、ゆっくりと歩いていく。
佐久間フィーバス:カジモドが頭に触れると肩の傷の痛みを思い出して、崩れるように後ろに倒れこむ。スカーフを取ってなんとか立ち上がると、辛そうにカジモドとエスメラルダを見るイメージ。去り方はもうまとめに歩けておらず、下手側の柱などに手をつきながら、足をひきずり、動かない体を無理矢理動かして退場していく。
→清水フィーバスは確かにあそこでエスメラルダのことをカジモドに託している。自分はスカーフを形見として(思い出でいいくらいかもしれない)受けとり、カジモドにエスメラルダを託し、その場をあとにしたように見える。決してエスメラルダを忘れたわけではないけれど、また新しくやり直すことができそう。でもその去る姿には、やっぱり悲しみを背負ってる。一方で、佐久間フィーバスはエスメラルダを助けようと必死だった間は忘れていた体の痛みが、絶望と悲しみとのダブルパンチで戻ってきてもうボロボロ。カジモドに託すというより、カジモドが自らエスメラルダを引き受けた感じ。日によってはカジモドがフィーバスを追いやるようにも見えたことが。たぶん、佐久間フィーバスは立ち直るまで相当時間がかかるか、もしくは立ち直れないかもしれない…。
清水 0点 佐久間 0点
※ここでも点数配分はしません。

以上がフィーバス考察のすべてです!
また場面場面で思い出したり、見つけたら追記していく予定です!!
10000字を超えてしまった…ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

次はフレデリックでもやりたいな…なんて企んでおりますwwwその前に全体のブログ進めろよですね(笑)